マンションの一室を購入する投資方法
収入を増やすために投資をすることは選択肢の一つですが、その際には少なくない金額がかかることも多いです。
株などを購入するにしても入手するための初期費用は必要であり、必ずしも儲けが出るとは限りません。
そのような投資ですが不動産投資というものもあり、アパートや駐車場を建てて収入を得ることになります。
しかしアパートを建てることは土地があり資産に余裕がなければ難しいものです。
そのためサラリーマンなどでそれほど余裕がないと選択肢に挙げることは難しくなりますが、ほかの方法を使って不動産投資を行うことも可能です。
それはマンションの一室を買ってそれを貸すことで、収入を得ることになります。
どのようなマンションを購入するか
マンションを買うならどのような間取りでもいいかというとそうでもなく、どのような層を対象に貸すのかをイメージしなければいけません。
ファミリー層なのか単身者なのか社会人、または学生といった借りる人を考えることが重要です。
単身者を目的にしているのに2LDK やそれより大きな部屋では家賃も多くなるので借りたいと思う人は少なく、1LDKではファミリー層には向いていません。
このようなことから誰に借りてもらいたいのかをイメージして、マンションを購入する必要があります。
一室を買うだけでも大きな金額になるので、その点に注意しましょう。
中古のマンションがおすすめ
また新築のマンションの一室を利用する場合、住みたいと思う人は多いでしょうが購入費用が高額になってしまいます。
投資をする際にはできるだけ少ない金額で、より多くの利益を生むことが大切であり新築はそれから外れることになります。
このような場合に有効的なものが、中古のマンションを買うことです。
中古であれば値段も新築よりも断然安くなっていることが多く、初期費用を抑えることが可能です。
費用をできるだけ抑えるためにも、中古物件を探すことが理想的になります。
中古物件での注意事項
しかし中古物件では注意しなければいけないことがあり、それが間取りや設備の劣化などです。
中古でも数年であればいいですが、十数年や数十年経っているものであればいろいろなところに不具合が出ていることがあります。
不具合があったりしたらそれをリフォームしたりリノベーションをしたりして、きれいにしたり使い勝手がいいようにしなければいけません。
一室を借りて住むにしてもきれいで快適な場所に住みたいと思うのが人の感情であるので、きちんと整備することが肝心です。
リノベーションを行うときに注意したいものが、その費用でありマンションの購入費用と合わせて元を取れるかが重要です。
安くない金額で購入しさらにリノベーションを行うとなると、それだけお金が必要になります。
間取りが大きくなればなるほど手を加える場所が増えることになり、リノベーション費用も自然と増えてしまいます。
その点も踏まえて大きな間取りにするのか、1Kや1DKなどの単身者向けにするのか決めることが大事です。
単身者向けであれば手を加える範囲も少ないので、安く抑えることができます。
家賃も間取りが倍の大きさになったからと言って、2倍3倍になるわけではないので単身者向けのほうが利回りがよくなります。
固定資産税と空き室対策
そしてほかにも重要になってくるものが、固定資産税です。
毎年かかってくる税金であり、部屋の大きさや立地などで評価額が変わってくるため注意が必要です。
家賃収入を当てにしていても入居者がいなければ収入もなく、そうなるとただ単に税金がかかるだけのものになります。
サラリーマンの場合には入居者募集を行うことも大変なことであるので、その分の費用なども考えておくことが大事です。
不動産投資にはこのようなことが重要になりますが、より重要になることが空き室対策になります。
空き室になっていると収入がないだけでなく、維持費だけがかかる不良債権となります。
そうならないためにもリノベーションで快適に暮らせるように、改装することが大事です。
しかし改装しただけではいい物件とは言えないため、防犯設備などを充実させることも大切です。
玄関のカギを錠前を差すタイプではなく電子錠などのカードなどを使うものにすると、安全性が増して入居者の安心感が上がります。
生活をしやすい間取りも大切ですが、安全に暮らせる設備も重要なポイントなのでそれを押さえておきましょう。
最後に
サラリーマンが不動産投資を仕事の片手間に行うことは、とても大変なことです。
初めて行う場合にはどのようにすればいいのかわからないことが多いので、セミナーなどに行ってノウハウなどを学ぶことが大切です。
本などを読んで独学で学ぶこともいいですが、それだけではわからないことはそのままになってしまいます。
わからないことが出てきたらセミナーに通って、質問などをして理解しておくことが大事です。
不動産投資の投資金額は少なくないものなので、失敗は避けたいものです。
そのためにもしっかりとした知識を身に着け、万全な状態で挑むことが必要になります。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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