これからの時代は、現金で資産を所有しているだけでは黙って目減りするのを見届けることに等しいとも言えます。
銀行の預金利息は超低金利政策のあおりを受けて低迷し、数千万円を入金していても税引き後に得られる金額はごくわずかと、全くその恩恵を受けられないものとなっていまいました。
また今後はマイナス金利とも言える口座維持手数料の徴収など、預金は逆に負債を生み出すものとなる可能性さえあるのです。
そのためにも、これからの時代は資産を賢く運用するという方法を積極的に考えていかなければなりません。
資産運用と聞くと難しいものと身構えてしまったり、運用が順調に行かなかった場合のリスクを考えたりと、良好なイメージを持っていない人も少なからずいらっしゃるものです。
ですが確実で安全な資産運用方法を選択していくことで、順調に資産が資産を生み出すこと、つまりお金に働いてもらい財産を殖やすことが可能です。
アパート経営を勧めるワケ
その確実性の高い堅実な資産運用ができる方法としてあげられるのが不動産投資です。
不動産投資にはいくつかのパターンがあり、安く売り出されている土地や住宅を整備して値段を上げ売却するという方法はイメージをつかみやすいものです。
この方法は多くの資金力を有する不動産企業が実施しており、タワーマンションの販売やオフィスビルの運営などがそれに該当します。
大きな金額の動くビジネスですのでこの方法は個人の資産では難しいものですが、アパートの経営であれば十分に可能です。
アパートとは主に木造で建設された低層の集合住宅で、都心部から郊外にかけて建設されています。
一棟あたり4戸から8戸程度の部屋があり、それぞれから家賃を徴収することで利益を得ることができます。
鉄筋コンクリート造のマンションと比較すると建設価格が低く抑えられること、需要が高く入居者が集まりやすいので収益を確保しやすいことなどが特徴です。
一棟8戸の物件で、それぞれの家賃を65,000円と設定した場合には1ヶ月の家賃収入が満室の場合で52万円となります。
1年間ではおよそ600万円となり、建設費として5,000万円であった場合には10年後には完全な優良収益物件として運用をするということができるのです。
建設すれば資産になる
もちろん固定資産税などの税金やメンテナンス費用も必要とはなるものの、おおむね建築費を大きく上回るほどの収益を得ることができることになります。
これが不動産投資の醍醐味と言えるでしょう。
建設した物件は資産となりますので、売却をして現金化することもいざとなれば可能ですし、相続の場合にも現金と異なりかなりの節税効果が期待できます。
収益を得ることだけでなく、その先についてもさまざまな面でメリットがありますので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
家賃収入保障やメンテナンス管理などのサービスもセットとして斡旋している業者も多くありますので、資産の有効活用の観点から不動産投資をお勧めします。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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