サラリーマンをしていた人が、サラリーマンをやめて不動産投資をすることがあります。
不動産投資の魅力は、会社員のように労働収入を得るのではなく、不労所得を得ることができる点です。
今まで会社員として満員電車に揺られて通勤をしたり、日曜出勤をしなくてはならない世界から解放されることになるため、投資の道を歩む人も少なくありません。
毎日自由に過ごし好きな時間に寝る生活を実現したいと考える人は、投資を始めるべきでしょう。
成功者になるには
ですが、会社員をやめて投資を始めることと、投資の成功者になることはまったく違うことを認識するべきです。
本気でサラリーマンをやめて投資家として成功者になりたいならば、しっかりとした手順を踏んでいく必要があるでしょう。
この点、インターネットなどの広告を見て、簡単に成功できるのではないかと考えている人も少なくありません。
ですが、簡単に成功できる方法はなく、仮にすぐに成功できる方法があったとしても一瞬だけ輝きますが、長期的にみると損失を出していることも多いでしょう。
現実的な数字をみると、不動産投資をしている人のうち黒字になっている人は10パーセント程度になりますが、10パーセントのうち投資のプロがほとんどを占めています。
つまり、投資を始めて1年目から投資で成功できる人は1パーセント程度しかいないことになります。
裏を返せば、ほとんどの人は最初の1年目に投資で失敗してしまい再起不能になり離脱していく現実があります。
これは、生活に影響するほどの金額を投資してしまったことが理由になるでしょう。
そうだとすれば、最初の1年目には失敗することを前提に失敗しても生活に影響がないほどの金額を投資するべきです。
成功者と言われている人でも、ほとんどの人は最初の段階でつまずいています。
それにもかかわらず、成功できたのはつまずいてもリカバリーできる程度の失敗だったからです。
勉強と経験が大事
投資を始めるほとんどの人は自分に自信があり、成功率が10パーセント程度とわかっていても挑戦しようと考えるでしょう。
他の人はうまくいかなくても、自分だけは成功できるに違いないと確信しているため、最初の段階で大金を投資し、失敗します。
また、すぐによい結果が出ると考えている人も多いため、一度失敗するとやめてしまう傾向があります。
そうだとすれば、成功する為には、失敗することも頭に入れておくことと、すぐに結果を出そうとしないことが必要です。
時間をじっくりかけて行う場合には、投資をしている傍ら本やセミナーなどで勉強をすることも大事です。
仮に、最初の段階でうまくいっていたとしてもたまたまうまく結果が出ているだけと考えておきましょう。
勉強をしたことは、知識にとどめるだけでなく、必ずアウトプットすることが必要です。
アウトプットをすることで、ようやく投資の勉強にお金と時間をかけた意味が出てくるものです。
トライアンドエラーを繰り返し、自分にとってうまくいくパターンを見つけてみましょう。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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