不動産投資を行う際には物件選びに十分に注意しなければなりません。
そのため最近では立地条件の良い新築マンションは選ばれることが多く、その物件価格も非常に高騰しています。
このような物件は安心して運用ができると考えられる傾向が強いため非常に人気が高くなっていますが、価格が高いために一般の人がなかなか投資をできるものとはなっていません。
中古マンションを選ぶメリット
そこで最近注目が集まっているのが中古マンションです。
中古マンションのメリットはなんといってもその価格が安い点にあります。
不動産は築年数が経過するほど評価額が安くなる傾向にあり、比較的安い金額の投資で不動産投資が行える物件として人気が高まっているほか、賃貸をする際にも家賃の安いところに住みたいと言う人が増えていることから環境の良い中古マンションは借り手がつきやすく家賃収入も安定的に得られるというメリットがあるのです。
しかし中古マンションを購入する際にはいくつか注意しなければいけない点があります。
1つは入居者が集まりやすい立地にあるかと言う点です。
家賃が安くても生活をする上での環境が良くなければ借り手がつかない事は多く、特に駅から近いなどの条件が整っていることが必要です。
このような物件は比較的価格も高くなることが多いのですが、実際に物件の評価額は築年数に左右されることが多いため、立地条件の割合に対して大きな比率を持つことから物件価格が新築に比べ比較的安くなっていることが多いのです。
また室内の生活環境が整っていると言う点も大きなポイントになります。
最近ではリフォーム技術が進み築年数の古い物件であっても内装を現代風にリフォームすることによって新築と同じような生活環境が実現できるケースが少なくありません。
さらにリノベーションを行うことで、最近流行の広いワンルームタイプのマンションとすることもできるためこのような物件は非常に人気が高くなっています。
このようなタイプは新築マンションとしては一般的ですが、新築の場合には非常に価格が高く、一般の人が不動産投資を行う対象としては非常に難しくなっており、中古マンションのリノベーションの物の方が購入価格が安く、かつ比較的高い家賃であっても入居希望者が多い傾向があるため非常に不動産投資には向いている物件といえます。
ただしマンションに投資を行う場合には定期的な大規模修繕の件も考慮しなければいけません。
定期的な大規模修繕
新築マンションの場合には基本的には、大規模修繕は10年程度の単位で行われることが多いため、キッチンに修繕を行う事はありませんが、中古の場合には比較的早くその時期が訪れることになるためその出費も充分に考慮しておく必要があります。
また築年数が古いことから様々な営繕費がかかることも多く、その状態や修繕のタイミングを十分に見極めた上で購入することが必要になります。
場合によっては購入費用に対して高い割合で修繕費や営繕費がかかってしまうこともあるので、この点を十分に確認した上で購入する物件を選ぶことが必要です。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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