不動産投資は長期的利益をもたらしてくれる投資と言う意味においては、非常に大きな成果をあげることができるものだと言えます。
しかしながら大きな利益を上げることが出来るようになるまでには、かなり時間がかかるものであるという性質もあります。
そのため、気軽に利用することができる投資であるとは言えません。
その事はしっかりと理解しておく必要があります。
その中でも特に計画性が重視されるものであり、メリットばかりではないと言うことに注意を向けることができるかどうかが問われる分野であるといえます。
一度方向性を決めると路線を修正することが難しい
特にデメリットとして意識しておかなければならないのは、長期間の投資になる一方で中途解約が非常にリスクがあるという点です。
もしくは不可能である場合もあると考えておくべきでしょう。
非常に大きなものを購入する投資となる場合も少なくありませんので、都合良く運用ができそうに無いからと言って簡単に清算することができるものでは無いのです。
またはそのように清算することによって大きな損失を抱えてしまうことを覚悟しておかなければなりません。
このように一度方向性を決めると路線を修正することが難しいという特徴がありますので注意が必要です。
例えば住宅を購入する場合、それがマンションの1室だったとしてもこのような不動産投資のデメリットを理解しなければならない状態になるでしょう。
マンションの1室を住宅ローンで購入するという種類の不動産投資を行った場合、その返済は非常に長期間にわたって行われることになります。
それは契約であるため、途中で止めたくなったからといって中断できるものではありません。
中断するためには、そのマンションの1室を売却するなどの方法で借金を処理して初めて不動産投資から手を引くことができるようになるのです。
大きなデメリット
当然の知識として知っておくべきではありますが、不動産の価値と言うものは購入した瞬間に大きく落ちるということが知られていますので、このようなケースにおいてはほぼ間違いなく損失が出ると覚悟をしておかなければなりません。
よほどの特殊な条件で地価の高騰が続いている状態でもない限りはこの問題から逃れることはできません。
そのため不動産投資に手を出すのであれば、途中で引き返すことが大きなリスクを生むということを理解しておかなければならないのです。
これは大きなデメリットであると言えるでしょう。
短期で成果を出したいタイプの人にとってはあまり向いていない仕組みであるといえますので、不動産投資の特徴と言うものをよく理解した上で取り組むようにしなければなりません。
非常に長期の運用によって利益を味出すタイプの投資であるという事は、途中で路線変更しないと言う徹底した計画性も求められるものであるといえます。
このような仕組みを理解した上でメリットがあると考えられるのであれば不動産を取り扱うのも良いでしょう。
そうでない場合にはデメリットが目立つことになります。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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