不動産があれば社会的信用が得られやすい
サラリーマンの副業として人気が高い不動産投資は、老後になっても続けられる事業です。
土地や家屋といった不動産を活用するので安定しており、社会的にも信頼されやすい立場となります。
不動産という担保がある関係で金融機関からの融資を受けやすく、サラリーマンであっても事業用の借入をすることが容易です。
最初の不動産をきっかけにして、そこから規模を拡大していく選択肢もあります。
仲介はプロに任せる
不動産投資は脱サラをするための手段の1つで、上手くいけば妻子を養えるほどの安定した収入を獲得できるのが特長です。
不動産業界としても毎月決まった給料を受け取っている人をメインターゲットにしており、積極的に営業活動を行っています。
不動産は高価な商品ゆえ、法律によって取引時の重要事項の説明などの義務を定めています。
個人間の売買では水掛け論になりやすいので、不動産に詳しいプロが仲介するのが普通です。
仲介をする不動産会社は事業の拠点がある自治体から営業許可をもらい、不動産に関する資格を持っている人間が実際の契約を仲立ちします。
基本的に売主が不動産会社と媒介契約を結んで買主を探す構図で、買主にとっても自分が希望する物件を紹介してもらうために必要です。
契約数が全てである不動産業界では、最初に接客した営業マンが担当する慣習があります。
商談がまとまれば自分の成績になるからこそ、どの営業マンも懸命になって対応しているのです。
まずはビジネスパートナー探しから
自分の人生を左右する不動産投資は、ビジネスパートナーとして信頼できる不動産会社を探す段階から始まります。
不動産会社を通して物件や取引相手をチェックすることを考えたら、業者選びの時点で成否が決まる部分もあるのです。
特に、自分の担当者が優秀であれば、その観察眼と行動力によって大きな利益をもたらしてくれます。
同じ不動産会社で担当者を変更するのは困難だから、対応してくれた営業マンの様子で決めるのも1つの基準です。
腕が良い担当者に任せれば、自分が勤務先で仕事をしている間に優良物件の調査などを進めてくれます。
よくあるアパート経営では、入居者を募集する業者や日常的な業務を代行する管理会社とも連携します。
不動産投資で物件探しを任せた不動産会社にそのまま依頼するパターンも多く、担当者の力量によってパフォーマンスがかなり変わることを覚えておきましょう。
人間は自分と似たタイプと親しくなる傾向にあるので、優秀な人間の周りには同じく信用できる人間がいます。
新しく不動産を購入して勝ち組に入りたければ、すでに良い循環になっているグループに参加するのが一番の近道です。
大きなお金が動くものの、不動産投資はサラリーマンに向いています
サラリーマンは、毎月の安定収入を持っているので冷静に判断しやすく、金融機関としてもお金を貸しやすい属性の人間です。
事業用の不動産は収入を得るためのもので、その不動産による収益を示すだけでも融資を受けられる可能性があります。
現在の給料の金額があまり高くない方でも、堅実な事業計画を立てれば高額の物件を購入できる世界です。
金融機関の審査で納得してもらえる事業計画を考える時にも、不動産会社の担当者の知恵が役立ちます。
優秀な担当者は利益を出しやすい物件を見つける手腕にも長けているので、高い利回りと堅実な事業計画によってスムーズに融資の話がまとまります。
事業用の不動産は、自分たちが住むための物件に比べて定期的なメンテナンスが大切であり、部分的な修繕から大規模なリフォームまで可能な工務店などの業者を紹介してもらうのが一般的です。
不動産を購入した時に世話になった会社の担当者に聞くのが普通で、やはり担当者の人脈が物を言います。
不動産業界では個人の成績が重視されるため、できる営業マンであるほど色々な方面の情報を集めているのです。
顔が広いことで関係者から優遇措置を受けられるケースもあるので、その不動産会社で誰が担当者になるのかを気にしておきましょう。
不動産にまつわるトラブルは注意していれば回避できるものが大部分で、そのためにも信頼できるプロにサポートしてもらいましょう。
管理会社に購入後の管理を任せることも重要
たとえば、アパート経営では入居者からの問い合わせに迅速に対応する必要があり、平日は仕事で忙しいことから管理会社などの業者に委託しなければいけません。
家賃の徴収といった面倒な業務を業者に任せれば、委託による手数料が発生する代わりに、なかなか支払わない入居者とのトラブルを避けられます。
必要ならば法的な手続きによって退去させられるのも、管理会社に任せるメリットの1つとなっています。
物件の運営が専門である管理会社には様々なノウハウがあるので、賃貸経営のことをよく知らないサラリーマンが直接対応するよりも円満に解決する可能性が高いです。
業務を委託する業者を選ぶ際にも、テキパキと物事を進めてくれる優秀な担当者であると良い結果に結びつきます。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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