マンション購入を行うと区分所有権という権利が受け取れます

 

不動産投資にはアパートやマンションなどの選択肢があると同時に、新築物件と中古物件の選択肢もあります。

 

また、アパートの場合は1棟買いが一般的ですが、マンションの場合では区分所有と1棟買いの2つを選べるのが特徴です。

 

区分所有はマンションの一室を購入する事を意味しています。

 

マンション購入を行うと区分所有権と呼ぶ権利を受け取る事になります。

 

マンションの敷地は広い面積でも、入居者すべての共有物です。

 

土地の権利を分配して行うのがマンションなどの集合住宅の特徴ですが、マンションの部屋には2LDKや4LDKなどのように色々な間取りの部屋があります。

 

 

 

 

また、同じ間取りでも専有面積が異なるなどの特徴があるわけですが、区分所有権は専有面積の割合で土地の持ち分が決まるのが特徴で、広い部屋ほど土地の持ち分が多くなるようになっています。

 

投資用物件として区分所有マンションを購入する時などは、専有面積の割合で土地の持ち分が決まるなどを知識として持っておくと良いでしょう。

 

不動産投資の中での中古物件は一般的な不動産とは異なり、既に入居者が住んでいる可能性が高い物件です。

 

投資を行う側からすると、既に入居者がいるため、物件を購入した時から家賃収入が見込めるなどのメリットを持っています。

 

但し、既存の入居者は前任者が決めた家賃を支払っているため、オーナーが変わったからと言って家賃を値上げする事が難しいとも言われています。

 

 

 

 

売却する場合は投資物件の相場をしっかり把握しておきましょう

 

不動産投資を行う人の中には、オーナーチェンジ物件を選ぶ人もいれば、こうした物件を売却する人も少なくありません。

 

不動産投資物件売却を行う時には、投資物件を数多く取り扱っている不動産会社を数社探す、それぞれの会社に投資物件売却査定を依頼するのが必要です。

 

1社だけで売却を決めてしまうと、その価格が安いのか、それとも相場に近いのかなどが見えて来ません。

 

数社に査定を依頼すると、それぞれの査定額には差があるので、高い価格で見積もりを作成する会社と安い価格を提示する会社が分かります。

 

最近は、不動産の相場をホームページで公開している会社もあるので、自分が所有している投資物件の価値を予め把握しておくと良いでしょう。

 

投資物件売却の方法には仲介業者に購入希望者を見つけて貰う方法と投資物件を専門に買い取りしている不動産会社を選ぶ2通りの方法があります。

 

仲介業者にお願いする時にも投資物件の相場を把握しておく必要がありますし、買い取り業者の場合も同じ事が言えます。

 

 

 

 

また、仲介業者に購入希望者を見つけて貰った場合、売買契約後に仲介手数料の支払いが必要になるため、予めどのくらいの金額の仲介手数料が必要になるのかを把握しておきましょう。

 

不動産査定を依頼する事でおおよその販売価格が見えて来るので、この金額の3％と6万円、これに消費税を加算した仲介手数料を用意しておくのが安心です。

 

例えば、投資物件売却価格が8000万円の場合には、240万円＋6万円、これに消費税を加えた金額が必要です。

 

これは売却代金から差し引くのではなく、予め用意しておかなければならない費用とも言われており、仲介手数料やその他の諸費用がどの程度必要になるのかを調べておきましょう。

 

 

 

 

多くの見積もりを依頼し最低額の高い会社で売却しましょう

 

投資用物件の中でも人気が高いのはワンルームマンションと言われています。

 

ワンルームマンションはいわゆる一人暮らし用の物件で、単身赴任者が利用する事もありますし、一人暮らしを始める独身さんや学生さんなど幅広い利用者が存在しています。

 

特に、駅から近い場所にあるワンルームマンションは満室になりやすい、入居者が退去して募集を行っても、次の入居者を見つけるまでの時間が短いなどのメリットを持ちます。

 

また、ファミリータイプの場合には駐車場などが敷地内にないと借り手がつかないケースが多い中、ワンルームマンションの場合には車を所有する人も中にはいますが、駐車場がなくても駅から近ければ便利などの理由からも、敷地内に駐車場がない物件でも借り手が付きやすいと言われています。

 

これは逆に言えば、オーナーチェンジの投資物件を探している投資家に対しても人気が高い、投資物件売却も短期間で行える可能性があるわけです。

 

 

 

 

仲介業者を利用するだけではなく、投資物件を専門に買い取りしている不動産会社も多くあるので、査定を依頼する時にはなるべく多くの会社に見積もり依頼をする、その中でも対応が良く査定額を高くしている会社を選ぶのが高額での売却に繋がって来ます。

 

また、不動産を買い取りしてくれる会社に売却を行った場合は、仲介業を行っているわけではありませんので、仲介手数料の支払いはありません。

 

そのため、仲介業者を利用する時には査定額から手数料を差し引き、買い取り業者の場合には査定額をそのままの金額で比較を行う、その中でも高い金額で取引が出来る会社を選ぶと良いでしょう。

 

ちなみに、買い取り業者の中には悪質な所もあるので口コミなどをチェックしておくと安心です。