不動産投資でシェアハウスを上手く運用する経営術

 

物件の管理と契約説明の重要性

 

不動産投資としてシェアハウスを運用する場合には、長期的に利益を出せるように効率的な経営術を学ばなくてはいけません。

 

まず、シェアハウスの大前提として考えておかなくてはならないのは、その運用を物件の所有者本人が行うのか、それとも管理会社に任せるのかです。

 

誤解をしている人も大勢いますが、不動産の管理には全くの素人が勝手に行って良いものではなくいくつものルールが存在します。

 

これは、シェアハウスだけではなく不動産投資を行う際に必ず知っておかなくてはいけません。

 

例えば、物件の管理とその説明についてです。

 

収益物件を有している人は、実際にその物件を借りに来た人に対してその物件がどのような現状であるのかを全て説明しなくてはならない義務があります。

 

これは、物件を借りにやってきた賃借人を目の前にして説明を行って、相手に納得してもらう必要があるのです。

 

 

不動産投資でシェアハウスを上手く運用する経営術

 

 

なぜこのような面倒なことが必要なのでしょうか。

 

これは、賃貸人と賃借人のトラブルを回避するためです。

 

シェアハウスを借りた人が、仮に賃借人から十分な説明をしてもらわないことによって何らかのトラブルに巻き込まれてしまった場合、その責任は賃貸人が背負うことになります。

 

当然、相手から補償を要求されるとその保証を支払わなくてはいけないので大きな損失になるわけです。

 

特に、賃貸物件に関しては新築物件だけではなく中古の物件を購入してそれを貸すことも考えられます。

 

中古物件の場合には、その物件に何らかの瑕疵が存在することもあり得ますので、この点を説明しておかないとトラブルになってしまうわけです。

 

そのため、長期的な経営術として不動産が安全であるということを賃借人にあらかじめ伝えておくことは非常に大切だといえます。

 

ただ、不動産の管理は誰でも行うことができるわけではありません。

 

 

 

不動産管理会社の活用で運用がラクになります

 

上記のような不動産の現状を説明する場合には宅建業の資格等を有した人が説明を行わなくてはいけないため、素人が独断専行で説明することはできません。

 

そこで、管理会社にすべて任せるという選択肢が出てきます。

 

もちろん、自分で全て管理しても全く問題ありません。

 

不動産管理について造詣の深い人物ならば問題なく運用できるでしょうし、そうしておけば無駄な費用を支出しなくてよくなります。

 

これも、一つの経営術です。

 

しかし、そうした知識や資格が全くない人にとっては、一からそうした必要なものを取得していくことは時間と労力がかかってしまいます。

 

そこで、管理会社に全て業務を任せるようにすれば良いわけです。

 

 

不動産投資でシェアハウスを上手く運用する経営術

 

 

不動産投資に関する管理会社は、非常に優秀です。

 

管理会社というと、当該物件に管理人などを常駐させてその物件の住民とのコミュニケーションや安全性などを確保することを目的としているイメージがあります。

 

しかし、シェアハウスなどの賃貸物件を管理している会社は、文字通り賃貸物件に関する業務をすべて担当することになりますので、不動産の所有者は全く何もしなくても構わない状況になります。

 

 

 

賃借人探しも・・・

 

これは、不動産の賃貸借契約を締結するときも同様なのです。

 

所有者は、賃貸物件の家賃を設定した後は実際にその物件を借りてくれる人を見付けなくてはいけません。

 

しかし、こうした賃借人を見つける行為も素人にはかなりの労力になってしまいます。

 

サラリーマンなどが副業として運用する場合には、時間が足りない可能性が高いので効率が非常に悪いわけです。

 

こうした面倒な賃借人の確保も全て管理会社が行ってくれます。

 

当該物件の広告や宣伝を行ってくれて、その広告や宣伝を見てやってきた入居希望者の審査を行い、そして賃貸借契約を行ってくれます。

 

 

不動産投資でシェアハウスを上手く運用する経営術

 

 

つまり、文字通りすべての業務をかわりにやってくれるわけです。

 

それだけではなく、トラブルの解決も全て行ってくれます。

 

仮に、住人同士でトラブルが生じた場合には管理を任せた会社がまず対応してくれるようになります。

 

対応した結果、最終的な判断をどのようにするのかを所有者が決めるだけです。

 

 

 

契約書や関係書類の管理も・・・

 

これは、賃貸借契約の時も同じです。

 

賃借人が入居を希望する場合、その入居希望に関して最終的な判断を下すのは所有者なので、運用をする法としては非常に楽な方法だといえます。

 

特に、シェアハウスの場合は言葉がわからない外国人の人が利用するケースも目立っています。

 

コミュニケーションをとることが難しいことも考えられますので、専門の管理会社に任せた方が経営術として効率が良いのです。

 

不動産投資は、専門的な知識が必要になる場面がとても多いです。

 

 

不動産投資でシェアハウスを上手く運用する経営術

 

 

特に、賃貸借契約に関しては契約書やそれに伴う関係書類の管理なども所有者の責任で行わなくてはいけません。

 

純粋に不動産投資の実を行っている人や法人ならば問題ありませんが、副業として携わっている人からするとこうした行為はかなりの重荷になります。

 

ですから、所有者にとってなるべく負担がかからない経営術で不動産投資を実行する方が好ましいのです。

 

 

投稿者プロフィール

肉食系大家
肉食系大家
肉食系大家として結構ガツガツと家賃収入を稼いでいます。「成すべき事は全て実践するライフスタイル」をモットーに、大好きな戸建て投資で遊び倒します。
東京生まれ横浜育ち。

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