将来年金だけで生活できるか心配

 

 

定年の年齢は変わらないのに…

 

 

現代の定年の年齢は60歳と言われています。

 

 

この年齢は昔も今も変わりませんし、企業の多くが再雇用を可能にしているため、65歳までは同じ会社で働くことが出来ます。

 

 

しかし、昔を今の時代で大きな変化を見せているのが年金の支給開始年齢です。

 

 

昔は、60歳で定年を迎えた後は、年金受給で生活を送ることが出来たため、65歳まで再雇用が出来ると言っても、年金生活で暮らすことも出来ました。

 

 

さらに、年金を多く支払っている人などの場合、給料を貰う金額までには届かなくても、十分な支給額で定年を迎えて年金を貰える、夫婦で海外旅行に出掛けた人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

 

現代においては60歳では年金を貰うことが出来ませんので、65歳の支給年齢になるまでの間の生活を考えなければなりません。

 

 

約5年間頑張って働いて65歳の誕生日を迎え、いよいよ年金を貰える年齢に達したなど、安心感を得られる人もそれほど多くはありません。

 

 

これは年金の支給額が年々減少しているためです。

 

 

昔は60歳で定年になり年金生活を送れるほどの金額でも、現代においては徐々に少なくなる、65歳で貰える年金では生活を送れないケースも出て来ます。

 

 

若い世代も不安である

 

 

身体が元気な内は働きたいと考える人は多いかと思われますが、病気をしてしまえば収入も激減、生活が困難になるのではないかと不安に感じる人が多くなっています。

 

 

 

 

この不安を感じている人は定年近くの人だけでなく、30～40代の人々に多く、中には20代でも将来の年金に対する不安を感じている若い世代も少なくありません。

 

 

先手必勝と言う言葉がありますが、不動産投資は将来の年金だけで生活するのではなく、プラスアルファの資金を稼ぐ目的で行うもの、若い時代から始めておけば将来の年金の代替えとしての価値も出て来るわけです。

 

 

 

不動産投資の種類

 

 

所で、不動産投資にはマンションやアパートなどのような物件種別がありますし、それぞれ新築と中古の2つの種類が存在しています。

 

 

マンションの場合には一棟マンションと区分所有の選択肢があり、どちらを選ぶのかは予算に応じて変わります。

 

 

 

 

区分所有の場合は、マンションの一室を購入することで不動産投資が出来るもの、一棟買いと比べれば費用も少なくて済みます。

 

 

しかし、区分所有を利用した不動産投資の場合は、家賃収入は1部屋分のみであり、一棟マンションの場合には部屋数分の家賃収入が得られるなどの差が生じることになります。

 

 

 

中古物件の場合

 

 

さらに、中古物件の場合には、全室満室の状態であれば購入直後より家賃収益を得ることが出来る、高額なマンションを購入しても、家賃が毎月入るわけですからローンの支払いにおいても困りません。

 

 

 

 

中古のマンションの場合は、買取業者が仲介役を務めて販売が行われるのが特徴です。

 

 

但し、一般的な仲介とは異なり直接マンションを購入しているわけですから仲介手数料が発生しませんし、投資物件の管理を行っている業者が一般的ですから不動産投資のリスクでもある空室対策も安心です。

 

 

 

買取業者

 

 

買取業者はいわゆるデベロッパーと呼ぶ業種で、購入した物件をそのまま販売するケースもあれば、建物を取り壊して更地にし、その土地に新しいマンションを建設したり、商業ビルを建設するなどを専門に行っているブローカーです。

 

 

マンションを買取する時には、対象になる物件の良し悪しをしっかりとチェックするため、投資に最適なものであるのか否かは、経験から得たノウハウで把握出来るようになります。

 

 

 

 

仮に、収益率があまり良くない物件であれば、購入したとしてもマンションを取り壊して他のビジネスで活用することも出来るわけです。

 

 

しかし、そのままの状態で販売が行われている場合にはある程度の価値を持つ物件、投資に最適なマンションと言えるのではないでしょうか。

 

 

 

一棟マンションの場合

 

 

尚、買取業者が販売を行う一棟マンションは、既に入居者が住んでいるわけですから、家賃は現状維持をしなければなりません。

 

 

仮に、家賃が12万円の場合でも、自分が投資で購入したマンションなので家賃を15万円に値上げするなどが出来ないわけです。

 

 

 

 

さらに、マンションは年々老朽化が進むことになるので、状況におうじてはリフォームが必要になることも少なくありません。

 

 

値段が安いからと言って調査をせずに契約を結ぶと、後から高額なリフォーム工事が必要になることもあるので注意をしなければならないわけです。

 

 

分譲マンションの場合

 

 

分譲マンションの場合、購入者は毎月管理費と修繕積立金を支払うことになりますが、賃貸の場合には管理費の支払いはあってもリフォーム工事が必要になった時に利用出来る修繕積立金の支払いはありません。

 

 

 

 

このお金は家賃や管理費の中に含めて支払って貰うケースが多いかと思われますが、家賃と管理費の中から毎月少しずつ蓄えておくなど、将来的な大規模修繕工事などの費用を用意しておくことが一棟マンションの投資には必要です。

 

 

不動産投資のセミナーなどに参加することは、投資におけるノウハウを学ぶことが出来る、将来的な不安を解消出来るチャンスでもあるのです。