不動産の失敗率は90%!?
不動産投資の失敗率は失敗の定義により異なります。
仮に失敗の定義を不動産に投資したことによって目標期間中に最初に投資した金額を回収し、以降も目標金額以上のキャピタルゲインを得られていれば成功、これが出来ていなかったら失敗と考えるなら失敗率は90%前後になるでしょう。
一見すると恐ろしく高い数字に見えますが実際にはそこまで高くはありません。
たとえば株式投資では個人のトレーダーの9割は負けていると言われています。
それも殆どの人は3年以内に株式投資から退場しています。
これに比べれば不動産投資は安定してるといえます。
よく失敗談として投資から10年、15年と年月が経過したことで予想以上の補修費が必要となり計算違いが起きたという話が出てきますが、これは逆に言えばそれだけの長い期間不動産投資を続けることが出来ているということでもあります。
それに失敗率90%はあくまで「成功でなければ失敗」という極端な定義に基づくものです。
90%の失敗には稼げなかったけど赤字にもならなかったいわゆるトントン状態の人たちが多く含まれています。
儲かっていないなら失敗だと考える人もいるかもしれませんが、トントンならば成功と考える人もたくさんいます。
なぜなら金銭収支として利益を得られなかったとしても自分がちゃんと投資をしているという安心感が心の資産となっているからです。
そもそも投資とは自分や家族の将来に迫る金銭的不安に対抗するために行うものです。
投資期間中「自分はちゃんと将来に備えて投資しているから大丈夫」と思えていたならそれはれっきとした利益なのです。
これは株式投資やFX投資にはない不動産投資ならではの魅力です。
専門家の力を借りて投資を行えば勝算は必ずあります
株式投資やFX投資ではなぜダメなのか、それはこうした商品は毎日、毎時間ごとに大きく変動する投資商品だからです。
このため株式トレーダーやFXトレーダーは仕事中も夜中も株や為替の値動きばかりが気になってしまい、それなりに利益が出ていても価格が高騰、急落して大損をしてしまうのではないか、常にチャート画面を見ていないと不安で気が狂いそうになってしまう人がいます。
将来の不安を避けるために投資をはじめたのに毎日不安な気持ちで暮らしていたら本末転倒ですね。
また不動産投資の失敗率は投資者の努力や工夫によっていくらでも下げることが可能です。
たとえば不動産に投資をすると決めて最初に入った不動産屋で5つの物件を見て購入した人と、信頼できる不動産屋選びからスタートして30の物件を見てから決めた人では、明らかに後者が成功する可能性が高いのは分かるでしょう。
不動産に関する知識を深めることも重要です。
利回りや税金の計算、法律、利息などについて自分で計算、把握していれば悪徳業者に虚偽の数字を出されても騙されることはないでしょう。
不動産投資の失敗率はデータとして見れば90%前後と高いものです。
しかし、それは不動産への投資をするべきではないということではありません。
適切な手順を踏み、専門家の力を借りて投資を行えば勝算は必ずあります。
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