一括払いの方が効率的
サラリーマンが副業として不動産投資をするならば、一括払いが合理的です。
マンションやアパートなど投資用不動産は高額なので、毎月の給料から資金を貯める方法も考えられます。
しかし投資用ローンを利用して一括払いをした方が効率的に資産運用を行なうことができます。
老後や今後の備えに
不動産投資の最も大きな魅力は、毎月の安定した家賃収入にあります。
一旦マンションやアパートなどを購入してしまえば、毎月家賃収入があるので怪我や病気で働けない場合でも生活を支えることができます。
日本は少子高齢化が続いており、将来の医療制度や年金制度にも不安があります。
これまで多くの日本人は郵便貯金や銀行預金で資産運用を行なってきました。
確かに郵便貯金や銀行預金はリスクが少なく安全な資産運用方法です。
しかし金利が低いため大きなリターンを期待できません。
一方株式やFXなどへの投資は、大きなリターンを期待できるもののリスクも大きくなります。
日本は将来の社会保険制度に不安を抱えています。
誰もが積極的な投資により、老後の生活を支える資産を形成することが必要とされる時代となりました。
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンとされ、株式などと比較すると安全な資産運用ができます。
また郵便貯金や銀行預金よりも多くのリターンを得ることが可能です。
リスクを減らすには
マンションやアパートなど不動産に投資する主な目的は、毎月の安定した家賃収入です。
住宅需要の多い地域に投資用の物件を保有していれば、安定した家賃収入を得ることができます。
投資用の不動産を購入する場合には、物件の所在地が重要です。
大学など人が集まる施設の周辺地域であれば、一定の住宅需要が常に存在します。
住宅需要の多い地域でマンションやアパートなどを購入すれば、小さいリスクで安定したリターンを期待できます。
不動産の価格は短期的に低下することもありますが、家賃収入を得ながら長期的な資産運用を行なうことでリスクを減らすことが可能となります。
キャピタルゲインとインカムゲインとは
アパートやマンションなど不動産は長期的な視野に立って運用するのが一般的な投資スタイルです。
株式やFXなどへの投資では、ある程度短い期間で利益を得ることを目的とします。
資産の価格変動により得られる利益は一般的にキャピタルゲインと呼ばれます。
一方資産を保有することで継続的に得られる利益がインカムゲインです。
株式やFXでも配当金などインカムゲインを期待することはできますが、主に売買によるキャピタルゲインが目的とされます。
不動産に投資する場合にはキャピタルゲインではなくインカムゲインが主な目的となります。
アパートやマンションなど投資用不動産の価格は短期的に変動します。
しかし不動産へ投資する主な目的はキャピタルゲインではなくインカムゲインです。
毎月安定した家賃収入を得ながら、長期的に値上がりを待つことができます。
また仮に不動産の価格が上昇した場合でも、必ずしも売却するのが合理的とは限りません。
優良な顧客を抱え安定した収益が得られる物件であれば、売却せずに保有を継続することも考えられます。
不動産には小さいリスクで継続的に安定した収入を得られるという特徴があります。
投資用ローン
サラリーマンが副業としてアパートやマンションなどの経営を行なうならば、投資用ローンを利用して一括払いをするのが合理的です。
確かに毎月の給料から不動産の購入資金を貯めるという方法も存在しますが、投資用ローンを利用した方がスムーズな資産運用ができます。
なるべく早い時期に投資用ローンを利用すれば、返済も早く終わらせることが可能となります。
投資用ローンを利用して一括払いで不動産を購入した場合には、毎月の家賃収入でローンを返済できます。
家賃収入がローンの返済額を上回っていれば、差額が利益となります。
さらに定年までにローンを完済できれば、その後の家賃収入を全て生活費にできます。
サラリーマンとしての毎月の給料から不動産の購入資金を貯めるよりも、投資用ローンを利用して一括購入し家賃収入で返済する方が効率的です。
団体信用生命保険で備える
投資用ローンを利用する場合には団体信用生命保険に加入します。
債務者が死亡したり重度の障害を負って返済できない場合でも、団体信用生命保険が代わりに返済してくれます。
家族の負担となる心配は不要です。
団体信用生命保険に肩代わりしてもらった場合には、ローンの負担のない不動産を家族に遺すことができます。
毎月の家賃収入が遺族年金の代わりとなるだけでなく、必要があれば不動産を売却して現金化することも可能です。
さらに不動産は相続税の計算の際に現金よりも評価額が低いため節税効果もあります。
郵便貯金や銀行預金で資産運用をするよりも、不動産投資は大きなリターンを得ることができます。
投資用ローンを利用して不動産を一括払いで購入すれば、サラリーマンをしながら合理的に資産運用することが可能となります。
家賃収入でローンを返済し定年までに完済できれば、その後の収入を全て老後の支えにできます。
不動産投資には小さいリスクで安定したリターンを得られるという魅力があります。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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