投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

 

 

投資物件を売却するために

 

 

ワンルームマンションを所有している人の中でも、その物件自体が必要なくなれば売却する必要がありますが、投資物件売却をする場合にはどのような契約流れになっているかを知っておくとよいでしょう。

 

 

最初に行うべきは、いったいどれぐらいのお金になるかを知ることです。

 

 

投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

 

 

それを知らなければ、次の段階に進むことができません。

 

 

お金の問題は非常に重要で、次の物件を購入する時や借金を返済する段階で、どれだけの売却益になるかおおよその目安がついていれば、その後の動きが明確になります。

 

 

一方で、いくらぐらいで売ることができるかがわからない状態だと、その後の計画を立てることが難しくなるでしょう。

 

 

物件の査定から

 

 

そこでまずは、投資物件の査定を行う必要があります。

 

 

査定は、一つの会社のみで行うことも問題ありませんが、最近は複数の会社に査定をお願いするのが一般的になっています。

 

 

複数の会社にお願いするメリットは、おおよその金額が分かりやすいことです。

 

 

一つの会社だけだと果たしてその金額が一般的な金額なのかが分かりにくいですが、複数の会社に査定をしてもらえば、おおよその相場がわかるものです。

 

 

投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

 

 

複数の会社で査定をお願いするといっても、一つ一つの会社に自分で電話をして申し込む方法がありますが、インターネットで行っている査定サービスの業者を利用して一括で査定してもらう方法もあります。

 

 

この場合、どちらが有利になるかといえば後者の方が有利になります。

 

 

その理由の一つは、まず一つ一つの会社に電話をする手間を省くことができ、時間の節約になることです。

 

 

もう一つは、査定の連絡を受けた業者も一括査定のサイトから申し込んだことを認識しているため、このライバル会社のことを強く意識します。

 

 

すると、可能な限り査定額を高くしようと考え努力するでしょう。

 

 

このように考えれば、一括査定に申し込んだ方がメリットがあり、希望に近い査定額を出してもらうことができるかも知れません。

 

 

 

 

売却したい理由をしっかり伝える

 

 

ちなみに査定にかかる期間は、およそ1週間から2週間ほどになります。

 

 

申し込みは、インターネット上に入力フォームがありますのでそこで必要事項を書き込み、送信をすることで申し込みが完了します。

 

 

たいていの場合は2分から5分ほどでできますので、無駄に時間をかけることがないのが特徴です。

 

 

査定が終了すると、各不動産会社が提示してくれた金額を比較できるため、相場がわかりやすくなります。

 

 

査定のときに大事なことは、どのような理由で売却したいかを明確に業者に伝えることです。

 

 

由次第では、高く売れる可能性もあるため業者の方も査定額をあげてくれる可能性が高いです。

 

 

投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

 

 

 

 

理由を述べる場合には、積極的な理由を述べることが重要になります。

 

 

例えば、空室の時間帯が多く収益になりにくいため売却をしたいと考えている場合でも、あえて空室の話しには触れず、新しい物件を購入したいので売却する旨を伝えると良いでしょう。

 

 

ネガティブな内容よりも、ポジティブな内容のほうが有利になりやすいです。

 

 

理由は可能な限り具体的に述べた方が、不動産会社の方も真剣に売却を考えていると感じ、結果的にしっかりとした取引きをすることができるようになります。

 

 

不動産会社も忙しいですので、冷やかしのようなお客さんにわざわざ貴重な時間を使うことはありません。

 

 

ですが、この人は真剣に売却をしたいと考えていると感じる場合には、しっかりとした対応をしてくれるものです。

 

 

 

 

質問も準備しよう

 

 

この時、不動産会社の方からもいくつか質問される可能性がありますので、事前に答えを用意しておくと焦らずに済みます。

 

 

例えば、次にどのような投資物件を購入したいかなどを問われることがありますので、それなりの答えを用意しておくと便利です。

 

 

もちろん、わざわざ嘘をつく必要はなく本当のことをのべた方がよいです。

 

 

投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

 

 

次に購入する投資物件のことをよく考えていない場合には

 

 

「まだはっきりとは考えていない」

 

 

と述べることで業者の方も納得してくれます。

 

 

そのように返答したからといって、決してマイナスになることはないでしょう。

 

 

ローンの残高によっては売却できないことも

 

 

住宅ローンの残高を確認しておくことも、重要になります。

 

これは投資物件を購入する時に住宅ローンを組んだ人限定になりますが、場合によっては査定額よりも住宅ローンの残高が高いことが考えられます。

 

 

このような場合には、売却ができない可能性がありますので注意が必要です。

 

 

投資物件売却としてワンルームマンションを売るときの契約流れ

 

 

仮に査定額よりも住宅ローンの方が多く残っていたとすれば、株式などを返済に充てることも可能です。

 

 

また買い替えローンを利用することで、新しく購入した投資物件に対して抵当権を設定することも可能になるでしょう。

 

 

逆に、査定額の方が高く住宅ローンの金額が少なければ売却をした時にローンの残高を完済することができ、その物件についていた抵当権を消滅させることが可能です。

 

 

そして、媒介契約を結ぶことが決まれば、必要書類の事前に準備することが重要です。

 

 

必要書類の中で重要になるのは司法書士からもらっている権利済書になります。

 

 

もしこれを紛失してしまっている場合には、別途手続きをする必要がありますので事前に確認をしておくべきです。

 

 

 

投稿者プロフィール

投資LIFE
投資LIFE
サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚

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