資産形成を考えた場合に今までのように貯金だけではかなりしんどく、毎月の貯金額は結構なものとなってしまいます。
こうした場合に投資を行っておくことでより効果的に資産を増やせるため、負担をより減らせるのが特徴です。
こうした特性もあるため、サラリーマンでも投資に乗り出すケースが多く、その中でも不動産投資は人気を集めやすい状況です。
特に東京で始めるケースが多い傾向にあります。
それだけ投資用物件が多く、需要なども見極めやすいというのが特徴です。
注意すべき点や見ておくべき点を知ることでリスクを最小限にしてくれます。
大前提となることは、特定の人間を相手にする投資である点です。
株式投資などは不特定多数の人が参加するため、1人の投資家がもたらす影響は少ないことが言えます。
だからこそ株式の勉強を行い、知識を詰め込めば悪い結果にはなりにくいです。
ところが不動産投資は入居する人物がしっかりしていなければ話になりません。
その人物が問題を起こすような人であれば、たとえ不動産の知識をつけていたとしても利回りが良くなることはないです。
最大のリスクは人間であることを投資を始める前に知るだけでなく、万全の対策が必要です。
人のリスクへの対策は管理会社に任せる
人のリスクへの対策として大事なのは、管理会社などに全てを任せることです。
家賃の回収などをしてくれるだけでなく、ありとあらゆるトラブル対応を引き受けてくれます。
サラリーマンは時間に制約があり、動きたくても動けないのが実情です。
そうした時に管理会社があれば全てを任せられて安心です。
家賃回収も同様であり、わざわざ入居者のところに行き家賃の話をしなくても済みます。
また管理会社の中には家賃保証をしてくれるケースがあります。
これなら、万が一面倒なことになっても踏み倒されることがありません。
自然災害のリスクは保険でカバー
リスクということでは自然災害についても対策が必要です。
東京の場合はいつ地震が起きてもおかしくない状況です。
このため、火災保険と地震保険はセットで入っておくことが求められます。
一番最悪なのは投資用物件を購入した直後に地震が発生するケースです。
もし地震保険に入っていなければ、回収することなく全てが水の泡となり、ローンだけが残ってしまう苦しい状況を迎えます。
そうしたことがないように必ず保険に入ることが大事です。
そしてできるだけ自然災害が起こりにくいエリアを選んでおくことも不動産投資では欠かせません。
金額だけで選ぶと、自然災害のリスクの高い物件を選びがちです。
例えば川の近くのマンションなどがそれです。
近年分譲マンションが増えており、川の近くで建設を始めるケースが増えています。
洪水などのリスクが少ないためにそうしたところでマンションを建てるわけですが、自然災害は人間の想像を上回るところで発生します。
万が一巻き込まれてしまえば、かなりの大損になってしまうことは間違いありません。
自然災害のリスクはできるだけ最小限にしておけば、備えに必要な費用も抑えられます。
空室のリスクはその土地のリサーチで予防
しかしなんといっても忘れてはならないのが空室のリスクです。
ワンルームマンションなどの需要は高いため、それまで住んでいた住人が退去しても、またすぐに別の住人がやってくることも。
ニーズが高いマンションならば、特に考えなくてもいい部類です。
しかしアパート経営などでは一時期まで満室だったのに、急に空室になってしまうこともよくある話です。
特に外国人が多く住むエリアは急に入居がしたいとお願いされたり、急に退去したいと言われたりするなど、需要が読みにくい要素があります。
そうしたことへの注意が必要です。
これらの需要などを推し量るためにも、実際に不動産投資をする際に候補となる物件の周辺をリサーチすることが大事です。
物件の周辺の環境や最寄駅を利用する人などを調べていくと、どのような人がこのエリアを利用しているかがわかります。
大学生が多ければ大学生にずっと住んでもらえる可能性が高いと思える他、ちょっと高めのマンションでも都心で働く人にはもってこいの場所だから大丈夫と思えるようになります。
これは東京で不動産投資を始めるケースだけでなく、様々な場所で投資を始める際にも使えるやり方です。
まとめ
サラリーマンだから色々と大変なことが多いということはなく、どんな業種であっても平等なのが投資の世界です。
特に不動産投資はリスクがある一方、成功すればメリットがとても大きい分野です。
そのためには適切なコストをかけて備えを万全にさせることが重要です。
これはどのような投資でも同じであり、万が一の時に備えることが大事です。
東京は多くの人が住み、そして今後もこの傾向は変わりません。
東京ならばサラリーマンであっても色々と歩き回って調査できますし、営業活動を一緒にしておけば効率よく調査が行えます。
また仕事をしている時に、この物件が良さそうだという目星をつけておけるのもポイントです。
サラリーマンとしてのメリットを最大限に活用して投資物件を探すのも1つのやり方です。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
最新の投稿
不動産情報2018.10.01海外の不動産投資でフィリピンの物件価格はどうなっているのか
不動産投資知識2018.09.24サラリーマンが不動産投資を始める時に最低限必要な知識について
不動産投資知識2018.09.17海外の不動産投資は人気がありますが失敗しない仲介業者を選ぶことが大切です
ワンルームマンション2018.09.10中古ワンルームマンションを購入し家賃という不労所得を得て毎月の手取りを増やす不動産投資