ワンルームマンションの投資物件売却の流れについて

ワンルームマンションの投資物件売却の流れについて

 

 

政府と日銀による超低金利政策によって、かつてのように元本保証が1千万円までついた定期預金で資産を運用しても、利息は1千万円を定期預金で預けても1年後に税引で800円未満の金利しかつかなくなりました。

 

 

このままでは物価上昇を考えると資産が毎年どんどん目減りして行くようになって、なにかしらリスクを負った投資をしなければ、資産の目減りを食い止める事ができない時代に突入しました。

 

 

だけど、これまで投資を行った経験のない人がいきなり株式投資やFX取引きなどを行うのはリスキーだし、かといって安全な投資信託で運用すればリスクが少ない分、ほとんど金利がつきません。

 

 

 

ワンルームマンション経営

 

 

そこで素人でもリスクが少なく、低金利政策の恩恵で頭金なしで購入でき、物価上昇分の資産運用が望めるということで、ワンルームマンション経営で資産運用をする人が増えてます。

 

 

ただ問題として、定期預金の場合は資産を利用したい時に、定期預金を解約すればその場で現金化できますが、ワンルームマンション経営の場合には、投資物件売却により現金化する必要があります。

 

 

ワンルームマンションの投資物件売却の流れについて

 

 

ワンルームマンションなどの投資物件売却の流れと簡単な注意点を説明します。

 

 

不動産などの物件を売却する方法として、知人に売却する方法も例外としてありますが、投資物件の場合の流れとして、まず最初にその不動産物件の査定依頼と売却する相談やアドバイスを受ける不動産売却仲介サービスを探す必要があります。

 

 

不動産売却仲介してくれるサービスには

 

 

地元の不動産物件に特化した地域の個人経営の不動産屋

 

 

全国チェーンで不動産売却を仲介する大手不動産仲介チェーン

 

 

店舗を持たずネットで不動産売却を仲介するネット不動産仲介サービス

 

 

この3種類があり、それぞれにメリットデメリットがあります。

 

 

 

メリットとデメリット

 

 

地域の個人経営の不動産屋の場合は、その地域の不動産価格や細かい情報を知っているだけ、高額で適性の価格での売却が望めるメリットがあります。

 

 

しかし、その反面販売ネットワークが狭い地域限定のため、売主を見つけるまでに時間が掛かるデメリットがあります。

 

 

大手不動産仲介チェーンの場合は、日本全国に販売ネットワークを持っていて、宣伝などの駆使して短期間で売却先を見つけてくれるメリットはあります。

 

 

しかし、その反面広い地域の不動産を扱っているため、地域密着の個人経営の不動産屋に比べて、適正売却価格の査定などが情報不足でなされないデメリットがあります。

 

 

ネット不動産仲介サービスは、店舗維持手数料や人件費を削っているので、不動産仲介手数料が安くネットを使って買い手を見つけるので地域密着の個人経営の不動産屋よりは売り手を見つけられ、仲介手数料が掛からない分高く売れるメリットがあります。

 

 


デメリットとしては、人件費を削っているため担当者がいたとしても連絡が取り辛いなどサービス面の不十分さがあります。

 

 

依頼する不動産仲介サービスの業態を決めたら、次に不動産の経年や状態の調査や、不動産の査定を依頼します。

 

 

ワンルームマンションの投資物件売却の流れについて

 

 

 

この査定で売却する価格が決まるので、高額で売りたい場合は、査定金額を高く出してくれる不動産仲介業者を選ぶといいです。

 

 

ただ、この時に注意しなければならないのは、仲介業者として選んでもらうためにワザと露骨に高い金額で査定してくる業者もいるので、そういった業者を除外した方がいいです。

 

 

何故なら、相場を度外視して高い査定をして、その金額で売りに出したら余程その物件が欲しいという買い手が見つからない限り売却先が見つからないからです。

 

 

何年経っても売れないと、物件自体が老朽化してその分資産価値が下がっていきます。

 

 

さらにそういった悪質な不動産仲介業者の場合は、減額しないと売れないと言ってきて安く売るように提案をしてくるからです。

 

 

他に高額で不動産仲介業者を探す方法として、不動産仲介業者一括査定サービスもあり、査定金額の高い業者だけを選んで査定ができ、査定額が一目で解るので不当に高い査定の仲介業者を始めから除外できるので便利です。

 

 

査定金額に納得出来たら、販売方法をその不動産仲介業者と決めます。

 

 

 

不動産媒介契約

 

 

不動産媒介契約には、複数の不動産仲介業者に同時に依頼できる一般媒介契約と、1つの不動産仲介業者としか同時に売買仲介契約ができない専属専任媒介契約と、例外として専任契約中に自分の知り合いになら売却してもいい専任媒介仲介という売り方から選びます。

 

 

ワンルームマンションの投資物件売却の流れについて

 

 

早く売りたいなら複数の不動産会社に同時に販売してもらえる一般媒介契約のほうが売れるメリットがある反面、その分業者同士が競って我先に安めの金額で買い手を見つけるというデメリットもあります。

 

 

専属専任媒介契約や、専任媒介契約の場合は、専任されただけあって要望通りの高い金額で買取ってくれる買い主を見つけてくれるメリットがある反面、不動産売却先を見つけるのに長期間掛かったとしても、契約期間中に他の不動産仲介業者に変更することができないデメリットがあります。

 

 

売却先が見つかったら、売買価格交渉を行い、売主と買主が売買価格に納得できたら、物件の引き渡し日を決めます。

 

 

その後、正式な売買契約締結を行いワンルームマンションを売却できます。

 

 

 

 

投稿者プロフィール

投資LIFE
投資LIFE
サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚

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