シェアハウスへの不動産投資で成功と失敗を左右する要素

シェアハウスへの不動産投資で成功と失敗を左右する要素

 

投資家はシェアハウスに目をつけています

 

近年シェアハウスに住む若者が増えています。

 

駅に近くておしゃれな部屋に住むにはかなりの家賃がかかり、自分だけではどうにもなりません。

 

しかし、複数の人で住むことにより手ごろな値段で住める点が多くの若者に受け入れられています。

 

こうしたこともあって、こうした物件が東京都内を中心に増えておりそれに目をつけた投資家が不動産投資の選択肢の1つとしてシェアハウスに目を向けています。

 

一方でまだまだ未知数な部分が多く、成功失敗を分けるものが何かわかっていない中で投資を行っているケースもあり油断できないのが実情です。

 

 

シェアハウスへの不動産投資で成功と失敗を左右する要素

 

 

シェアハウスを実際に用意する場合、業者が設計して作る場合と個人ですべてを行う場合で分かれます。

 

ここで重要になるのが建築基準法の問題です。

 

シェアハウスは寄宿舎という扱いになります。

 

新築物件で不動産投資を行う場合、建築基準法をクリアしないと回収しようがない事態に陥り、失敗に終わります。

 

規制緩和が行われているエリアもありますが、全国レベルでは土地の形状的に建設できないところも出てきます。

 

すでに土地を用意している場合には建築基準法をクリアできるかどうか、これから用意する人はその目線で購入していくことが必要です。

 

 

 

 

シェアハウスには”コンセプト”は明確でないとなりません

 

初心者が不動産投資に乗り出す場合、シェアハウスをプロデュースする会社などに依頼をして設計してもらうのが一番です。

 

これならば土地を見て建設可能かどうかを判断してもらえるだけでなく、高利回りが期待できる設計をお願いできます。

 

中古物件を活用する場合も建築基準法の問題が絡みます。

 

中古の一戸建てをそのまま転用することは法律上できません。

 

転用するにはリフォームが必要であり、不動産投資目的の場合は銀行の融資が下りるのが結構大変です。

 

近年は新築で建てる方がハードルが低い状態です。

 

 

シェアハウスへの不動産投資で成功と失敗を左右する要素

 

 

では、実際に成功するケースがどのようなケースかですが、コンセプトが明確な物件にするのがおすすめです。

 

近年は供給過多の状態にあり、コンセプトがしっかりしていないと選ばれないことが多いです。

 

お客さんに選ばれる物件にしていくにはコンセプトがしっかりとした状態でなければ意味がありません。

 

お金をかけるにしてもただ単にかけるのではなく、コンセプトを示しそれに特化してお金をかけていく方が効率的です。

 

山の上にあって景色が素晴らしいとかデザイン性を高くして芸術的な刺激を受けられるところなどの要素が求められます。

 

 

 

 

細心の注意を払っておかないと成功の可能性は下がります

 

また、どれだけ部屋が良くてもそこに住む住人がダメなら失敗に終わりやすいという側面もあります。

 

結局同じ屋根の下で生活することになり、毎日顔を合わせることもあります。

 

そうなった時に性格が合わない人や生活習慣が異なる人が暮らすような状況はトラブルの原因になり、結果的に被害を受けることになってしまいます。

 

また、シェアハウスを実際に運営する人物も住人はかなり気にします。

 

特に経験者ほどこうした部分を厳しくチェックする傾向にあるため、細心の注意を払っておかないと成功の可能性は下がっていきます。

 

こうしたことを避けるために、事前にコンセプトやルールを決めておくことが求められ、ルールブックを目に見える形で作成している人が多いです。

 

 

シェアハウスへの不動産投資で成功と失敗を左右する要素

 

 

ルールブックを作っておけば、住人との面談の際にそれを見ながら説明できるだけでなく入居希望者に対してもすぐに示せるため、ある程度のクオリティを保てるのがポイントです。

 

誰でも利用できるわけではなく、ある程度運営側で人を選んでいた方がトラブルは防げます。

 

あとは相手のニーズなどをよく知って運営を検討していくのがベストです。

 

 

 

ビジネスとして考えしっかりと”ルール作り”をしましょう!

 

トラブルで多いのが何か、運営する以上は知らないといけません。

 

結局清潔さが重視され、常にきれいにしておくことがトラブル回避のポイントです。

 

また、音漏れの問題は不動産全般で必ず問題になる部分であり、ここをクリアさせることが必要です。

 

そのためにもルールブックの作成は大事です。

 

掃除を当番制にして守らない人は罰金に処するというのでもいいですし、契約更新を認めないというのも問題ありません。

 

成功させる以上は運営する側がルーズな状況ではいけません。

 

むしろ厳しく律して決め事をある程度作っていた方が管理しやすいです。

 

その中で最大限の配慮を住人に見せていけば、暮らしやすい環境を提供できます。

 

 

シェアハウスへの不動産投資で成功と失敗を左右する要素

 

 

失敗しがちな人はそのあたりがルーズであり、すべてを住人に任せたり事なかれ主義をとろうとします。

 

高利回りを獲得する以上、あくまでもビジネスとして考えることが大事です。

 

ビジネスマンとしての立場に立った経営をしていかないことには、高利回りは獲得できません。

 

投資を行うまでのハードルは色々と面倒ですが、行政に相談しながら問題点をクリアにし、不動産業者に相談を仰ぎながら設計していくことで誰でも簡単に不動産投資ができます。

 

あとは多少厳しく住人と接しつつ、柔軟に物事を考えていくようになれば多くの人が利用し、常に満室という状況を作り出せます。

 

 

 

投稿者プロフィール

肉食系大家
肉食系大家
肉食系大家として結構ガツガツと家賃収入を稼いでいます。「成すべき事は全て実践するライフスタイル」をモットーに、大好きな戸建て投資で遊び倒します。
東京生まれ横浜育ち。

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