ショッピングモールなどの建設に注意しよう
マンション物件を購入したいと考えた際には、定期的に値段をチェックしておかなければ、相場の変化を見逃してしまう可能性があるので注意が必要です。
都市部のタワーマンションなどは価値が変動しやすくて、新築物件として販売を開始してから一年も経たないうちに、数千万円ほど価値が変わっている場合もあります。
買い手が付かなくて価値が下がる事も珍しくありませんが、近年ではタワーマンションなどの物件の周辺に、ショッピングモールの建設が決まった事で価値が変わる事も多いです。
大型のショッピングモールが近くにある物件というだけで、マンション物件の価値も大きくなります。
ショッピングモールの建設が決まったという情報が入った際には、その近辺にあるタワーマンションなどの物件の情報をチェックしてください。
まだ値段が上がっていない物件があるのならば、今が一棟売りの物件を購入するチャンスかもしれないと考えて、予算を用意する事を推奨します。
周辺の土地の情報を調べよう
一見するとお得に思える物件を見つけたからといって、すぐに購入せずに周辺の土地の情報を調べておく事も重要です。
その物件が建てられている地域の人口は年々減少しているのか確かめておくと、マンションの稼働率を上げやすくなります。
地域全体の人口自体は多く見えるけれど、人口の増減の推移を確かめてみると、急激に人口が減り続けている地域も珍しくありません。
逆に地方都市の一部では、人口が少しずつでも増え続けている地域もあります。地方都市に建てられている物件だからといって、稼働率が低くなってしまうと思い込まないよう注意してください。
駅から遠い物件は入居者を集めるのが難しいと感じるかもしれませんが、コンビニやスーパーマーケットから近いだけでも、十分に入居者は集めやすいです。
もし駅から近い物件であったとしても、買い物に苦労しそうと感じるような物件であれば、稼働率が下がってしまう場合もあります。
マンションの稼働率を下げないためには、墓地が近くに見える物件にも注意が必要です。
墓地から近い物件というだけで、家賃の値下げ交渉をしようとする人間も少なくないためで、稼働率が上がっても収益が下がる原因になりかねません。
なるべく墓地の近くにある物件は避けて、景観の良さも基準の一つとして購入する物件を決めておく事を推奨します。
『夜景の美しさ』や『耐震構造』を確認しよう
入居者を効率的に集めたいのであれば、タワーマンションならではの魅力をアピールする努力も必要です。
夜景の美しさをアピールするために、マンション物件の魅力を伝えるために夜景の写真を、ウェブサイト上に掲載する物件も増えています。
窓から眺められる夜景が美しくないという理由で、入居する気になれなかったという人を増やさないためにも、物件購入時には夜景の美しさも確かめてください。
テレビで特集されてもおかしくないほど、美しい夜景を眺められるような物件であれば、少しばかり値段が高かったとしても購入する価値はあります。
値段が高い理由を確認しよう
耐震構造にお金がかかっている場合
周囲の物件と比べると値段が少しばかり高いと感じるだけで、一棟買いの候補から外してしまうのは危険です。
現在ではタワーマンションの耐震設計も進化しており、大きな揺れも吸収できるような物件も増えてきています。
その耐震設計にお金をかけている事が原因で、価格が大きく上がっている物件も珍しくありません。
どこまで耐震設計にお金をかけているのか、詳しく知りたいと考える入居者も増えています。
地震に強い物件だという事をアピールするためにも、ある程度は耐震強度を意識しながら物件の価値を比べてください。
最新式のエレベーターを搭載している場合
最新式のエレベーターを導入しているという理由で、物件の価格が大きく上がっている事もあります。
エレベーター付きの物件であれば、どこでも住み心地が良いというわけではなく、エレベーターでの移動に長い時間をかける事になる物件は要注意です。
どれだけ待ってもエレベーターが到着しない物件を避けるためにも、安全性と移動速度に優れるエレベーター付きの物件を選んでください。
断熱性を確認しよう
日当たりの良さを基準に購入する物件を選ぶ人も多いのですが、近年ではマンション購入希望者の中にも、日当たりの良さよりも断熱性を重視する人も増えています。
断熱ガラスを採用していて、尚且つ日当たりが良く感じられるような物件も魅力的です。
ガラスの性能の違いまで細かく意識しておく事も、一棟買いをする際には重要だと考えてください。
管理会社の選び方に注意
大きな投資になるので、なるべくリスクを背負わずに物件を購入したいと考えているのであれば、管理会社の選び方を工夫しておく事も重要です。
家賃の集金や滞納督促などを効率的に行うだけでなく、入居者を数多く集めた実績を持つ管理会社を頼る事をおすすめします。
入居者同士での騒音トラブルが起きた際にも、素早く問題を解決できるような、実績が豊富な管理会社を頼っておく事でも稼働率は向上させやすいです。
どれだけ魅力的なタワーマンションであったとしても、管理会社の選び方を間違えると稼働率が大幅に下がるという点を意識してください。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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