時代に合ったものに投資しよう
最近は様々な不動産投資が増えており、今まででは投資にハマることがなかった会社員や専業主婦などが積極的に不動産投資に参加している状況です。
このような流れになったのは、やはり不景気になったことが理由の一つといえます。
かつてのように、永久雇用が約束されているわけではありませんので、会社員になったからといって決して安心できるわけではありません。
自分はその会社に長く居続けようと考えていても、会社自体の寿命も昔に比べると縮まっていることから、確実に定年まで勤めあげるまでに会社自体がなくなってしまう可能性もあります。
このような背景を考えると、人々はその不安をに出すために不動産投資の方に力を入れたわけです。
不動産投資といっても様々な形がありますが、一昔前はマンションやアパートなどの投資が盛んにおこなわれていました。
もちろん現在でも、マンションやアパートの投資をしている人は少なくありません。
ですが、時代の流れからいっても現在は空き家が多くなっていることから単にマンションやアパートに投資をしたとしても儲かる可能性は昔より低くなっています。
このような場合には、時代に合ったものを見つけ出しそこに投資をする以外に方法はありません。
シェアハウスと若者の価値観
最近になって注目されている不動産の一つがシェアハウスと呼ばれるものです。
これは、一つのアパートなどを複数で借りることをいいますが、東京を中心に20代から30代前半ぐらいまでの若者がシェアハウスに住むことを希望している傾向があるわけです。
なぜこのような傾向になっているかといえば、最近の若い人たちの価値観としては不動産や自動車などの高価なものを自分のものにするよりも安いお金を払って共有することに価値を見いだしています。
これは40代から50代ぐらいの人にとってはなかなか理解できない部分がありますが、同時に人とのつながりを大切にしている部分があります。つまり孤独はいやで誰かとつながっていたいといった気持ちの表れでもあるわけです。
自動車なども単なるレンタカーではなくカーシェアリングなどが流行っているところを見ると、若者の価値観が変わってきていることがはっきりとわかります。
不動産の投資をする場合にも若い人を中心に投資をしておいた方が将来的な利益になるでしょう。
シェアハウスにする場合
シェアハウスに投資する場合どうしたらよいかといえば、初めからシェアハウスを所有するのではなくまずはアパートなど購入してそれを改築してきます。
一つのアパートといっても、部屋が複数ありますのでそれらを各住人の部屋にして共有スペースを設けることができれば後は完成になります。
このように、もともとアパートだったところやある程度広い一戸建て住宅を購入しリフォームすることでできあがるわけです。
実際どれぐらいの金額がかかるかはどの範囲でリフォームしたかにもよりますが、最低でも500万円から700万円ぐらいは用意しておいた方がよいでしょう。
共有スペースは、皆で集まるところですので、それなりのスペースが必要になりますが、この部分をどのように作り上げていくかが問題になります。
この点に関しては素人がなかなか介入するのは難しいですので敢えてプロにお願いをする方法もあるでしょう。
例えば、シェアハウスを専門的に手掛けている設計士などがいればその人に話しを聞いてどのような住宅にしたらよいか詰めていきましょう。
結果的に、質の高いものができあがるのは間違いのないところです。
注意点
ただ注意点としては、場所は必ず選ばなければならないことです。
そもそもそこに住むのは20代前半から30代前半までの独身の男女になりますのでまず田舎の方に建物を建築してもあまり意味がありません。
たいていの場合は、東京の23区でしかも駅から近いところにあるのが特徴です。
このような場合には、田舎よりも少しお金はかかりますが駅から徒歩5分ぐらいのところに古いアパートなどを購入しそれを改築するのが良いです。
築30年以上のアパートならば、土地代を含めても5000万円以内で手に入れることができるはずです。
少なくとも建物に関してはほとんど価値がない状態ですので、安く購入することができるかもしれません。
このように、場所選びを丁寧に行うことで人気のハウスができあがる可能性があります。
後は、いくらぐらいに家賃を設定するかが重要です。
どれぐらいの家賃かを調べるためには、周辺にあるシェアハウスを参考にしてもよいですが、ワンルームの一戸建て住宅を参考にするのも一つの手になります。
東京23区であれば、それほど広くない部屋でも家賃が6万円から7万円ぐらいはしますのでその点を考慮すればおのずと家賃がどれくらいになるか決まってくるでしょう。
後は、ペルソナを決めてどのような人が住むかを明確にしていくことが必要です。
最近のように、住む場所が自由で不動産が余っている時代においては、住む人が場所を自由に選ぶことができるようになっています。
そのため個性がないところはあえて選びませんので少し個性的なものにした方がよいでしょう。
投稿者プロフィール

- サラリーマンをしながら不動産投資を始めて、2011年にセミリタイアしました。弊ブログでは「不動産投資のリアル」をテーマに、お金や資産形成の手法について書いています。1983年生まれ・九州出身・某大学商学部卒・既婚
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